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お茶の種類について

やぶきた

やぶきたは、在来種の実生中から選抜したチャノキ(茶樹)の品種。
品質は煎茶として極めて良好で、独特の強い香気を持ち、滋味優雅で甘味に富む。登録番号は茶農林6号。登録年は1953年(昭和28年)。

現在、やぶきたは、優れた特性により爆発的に普及し、平成11年には、静岡県における茶園の90.6%を占めるようになっています。

やぶきたが偏重されたのは、
・煎茶としての品質が極めて優れている
点で、農家や流通関係者、消費者に強く支持された為と言われています。

ゆたかみどり

江戸時代、島津藩が茶葉の生産を奨励したことをきっかけに、鹿児島では昔から茶葉の栽培が行われていました。しかし、「ゆたかみどり」が登場するまでの鹿児島茶は「安かろう、不味かろう」といわれて、見向きもされないような存在。静岡茶や宇治茶と比較して、「とても飲めたものじゃない」とさえいわれていました。

ですが、そうした評価を受けるだけの差があったのも、また事実です。静岡や京都といった茶所と比べ、後発である当時の鹿児島は、まだまだ茶の生産技術が確立されていない後進県だったといえます。

さえみどり

「さえみどり」は1965年に茶業試験場枕崎支場で「やぶきた」を母親に、「あさつゆ」を父親として交配した中から選別された品種です。
外観は色沢が明るい冴えた鮮緑色で、滋味は渋みが少なく、うま味があります。

ここ数年で「さえみどり」の市場供給量は急速に増えてきた感があります。
鹿児島での栽培面積が多いのですが、静岡やその他の地域でも栽培は増えているようです。

さえみどりの良さは、やや強めの蒸しで作った時に水色がきれいな緑色に出ることと、癖の少ないすっきりとした、それでいて旨みのある味だと思います。
上品な旨みといっても良いかもしれません。香気も味と同様、強くはないけれど上品な香りです。
また、早生品種なので摘採時期が早く、比較的高値で取引させることも、生産者にとってはうれしい特色かも知れません。

いつもお茶ばかり試飲して、舌がカテキン慣れしたお茶屋の口には少々コクが少なく感じられなくはないのですが、ソフトタイプの味に慣れた一般の消費者にとってはこの方が口に合うのかも知れません。
ただし上品な味と香り、というのは反面、印象の弱さにも通じます。

「やぶきた」の渋みが秋を過ぎて冬を迎えるとやや“まろみ”を帯びて旨みに変わることがありますが、「さえみどり」の場合、味が薄めになることもあるようです。
これは早生品種に共通することで、「ゆたかみどり」にもこの“味がやせる”現象が起こることもあります。
それと、茶業者の間では「さえみどり」は「やぶきた」との合組(ブレンド)は難しい、と言う人も多いようです。

単に茶の色を良くして味をマイルドにするためなら「あさつゆ」のほうがずっと使いやすいと言う人もいます。
色々な好みによる様々な見方があるので一概にこうだ、と決め付けることは出来ませんし、「さえみどり」自体これからの品種ですのでどんなに変わっていくか分かりませんが、それだけに大変興味深い品種だと思います。

つゆひかり

「つゆひかり(仮称)」は、静岡県茶業試験場において、昭和45年に「静七一三二」を母親、「あさつゆ」を父親として交配され、選抜されたもので、奨励品種決定試験を経て、平成12年に種苗法に基づく品種登録を出願したばかりの新しい品種です。平成13年4月から静岡県では奨励品種になりました。

一番茶の品質は、色沢が明るい緑色を示し、水色は明るく良好で深蒸し傾向にすると、きれいな緑色傾向を示します。香味は特徴あるさわやかな香気を有し滋味は温和です。

ささみどり

香味が温和で、くせがなく扱いやすい。
茶品質面でやぶきたと同等に優れている。
クロロフィル含有量が「やぶきた」の1.5倍程度あり、色沢・水色が優れる。

あさのか

甘み成分が多くさわやかな香り。
鹿児島県茶業試験場でやぶきたと中国種の掛け合わせから生まれた、新しい品種茶です。
甘み成分が多く、さわやかな香りが特徴。スッキリとした口当たりで新茶のような新鮮な風味を持つ

おくゆたか

ゆたかみどりとたまみどりの掛け合わせでうまれた品種。
葉肉が厚く深蒸し茶に向いています。
力強く、しっかりとした旨味がある一方で、繊細で優しい香りが立ち上ります。
渋みと甘みのバランスの取れたお茶です。
60~70℃で、ゆっくり入れる事でトロっとした甘み、うまみも楽しめますし、急須から湯呑に注ぐとき、強く豊かな香が立ちのぼります。

あさつゆ

その濃い緑の水色とマイルドな味はお茶通の嗜好にぴったり。
トロッとした甘みで、濃厚な青緑色の水色から『天然玉露』とも言われています。

かなやみどり

ミルクを連想させるような甘い香りが特徴。
濃緑色で,色も,味も良好です。

べにふうき

べにふうき(紅富貴)は、べにほまれと枕Cd86を交配した後代のアッサム種に近い茶品種である。紅茶、半発酵茶の用途として開発された。

アレルギーを抑制する可能性があるメチル化カテキンを豊富に含み、緑茶として飲用することによって同カテキンを多く摂取できるとされ、商品化されている。

メチル化カテキンは、エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレートと厳密には呼ぶ。作用としては、マスト細胞からヒスタミンが放出されるのを抑制し、マスト細胞上の高親和性IgEレセプタの数を減らすことによって、アレルギー症状の発現を軽減する可能性がある。

緑茶としてのべにふうきには、好酸球の遊走、炎症性タンパク質やサイトカイン産生を抑制する作用も示されており、メチル化カテキン以外の活性成分の含有が示唆されている。

タンニンが多く、発酵性がよい。香気はダージリンフレーバーを有し、水色は透明感のある紅色で極めて良好である。

べにふうきには渋味成分であるカテキンのうち、花粉症に有効なメチル化カテキンが他の茶類より多めに含まれている事が発表され、非常に注目されるようになりました。
べにふうき茶樹の特徴は、葉っぱも大ぶりで、しかも肉厚であり、日光を一心に浴びて、枝が横広がりに成長していく、実に生命力の強い緑茶の一種です。

「べにふうき」は、従来紅茶用に開発されてきましたが、花粉症に有効なメチル化カテキンは紅茶を作る際に行う酸化・発酵工程で消滅してしまうことから、緑茶として加工されるようになりました。緑茶として飲むにはやや渋味が強いという特徴を持っているお茶です。

花粉症に有効なストリクチニン含有「べにふうき」

べにふうきには、「アレルギーの初期の反応を抑制する物質」であるメチル化カテキンと共に、
もう一つ重要な成分「ストリクチニン」が含まれております。
「ストリクチニン」とは、抗アレルギー成分であり、アレルギー症状の原因となる抗体の産生を抑制する物質です。
このストリクチニンが、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対して改善効果をもつそうです。

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